3週間程前、首が回らなくなった。 いや、お金のことではなく、寝違えたように首が痛くなったのである。
その痛みは3段階でやってきた。 初日、おや?、なんだか首が痛いかも。。。 2日目、首が痛いなあ。 3日目、げ、首が回らん!
最初のうちは、市販の湿布薬を貼ったりしていのだが一向に改善の兆しがない。 不本意ながら、整形外科のお世話になることにした。 土曜の夕方、開院している所は少ない。 電話帳をめくり、車で30分ぐらいの隣の市内に病院を見つける。
先生「どうしました?」 私 「首が痛くて回らないんです」 先生「あ、そう(もう少し同情しろ。同じような患者ばかりなんだろうけど)」 私 「仕事に差し支えます(フルート吹けない)」 先生「どれどれ、、、これ痛い?(と、首をぐりぐりする)」 私 「あ、それ気持ちいい!こってますかね」 先生「え?(少し残念そう)じゃあ、これは?(と首をひねる)」 私 「いたたたたたたたたた」 先生「あ、これは痛いんだ(少し満足そう)。じゃ、写真撮ります」
レントゲン室へ入り何枚か撮影する。
先生「(フィルムを見ながら)う〜ん、何でもないなあ、骨に異常はないようですね」 私 「では、どうして、、、」 先生「どうしてなんでしょうねえ(それが知りたくて来たの!)。痛み止めの注射します?」 私 「え!首に注射?湿布とかは使わないんですか」 先生「そりゃ使うけどさ、すごく痛そうだから。痛み止め打っておくと楽になるよ」 私 「お願いします」
首といえども筋肉注射と変わらないのだから、腕に注射するのと変わらないはずなのだが、首に注射するなんて、昔飼っていたネコにするのを見たことしかない。ネコになった気分だ。自分の目で見えない場所への注射は何となくイヤだなあ。首の肉をつまんでぶすっと2か所に注して終了。湿布薬、痛み止めの内服薬を処方して貰い終了。
湿布を貼り、薬を飲むこと3日。徐々に回復して一安心。 フルートが吹けるようになった! 日頃の何気ない動作でも、体のいろいろな部分を使って入るんだなあ、と実感。
それにしても、デスクワークが多く腰が痛いのが現在の悩み。
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先日、仕事へ向かうべく電車に乗ろうとしていた時のこと。 ホームへの階段を下りていると電車の発車の音楽が鳴り出した。 こういう場合、私は決して走ったりしない。 なぜなら、格好悪い と思うからである。 理由は特にない。
しかし、普通の人は走る。 次の電車でも間に合う人でも走る。 心理である。
その時も、やはり何人かは階段を駆け下りていった。 その中の一人、小柄で細身の女性、自分の身体程もある(と感じる程の)白いハードケースに入ったチェロを抱え、なぜかがに股気味に、ご、ご、ご、と階段を駆け下りていった。間一髪、、、、間に合わない、と思ったその瞬間、その女性は閉じかけたドアにチェロを差し込み、ドアが閉まるのを阻んでいた。当然、もう一度ドアは開き閉め直す隙に電車へ乗り込んでいた。
ハードケースは頑丈だけれど、そんなことしてイイのだろうか。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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今年もこの季節の到来だ。
今年はすでに(まだ9月だというのに!)ブーツを履いた厚着のねーちゃんを見たぞ! ヨッパライのオヤジサラリーマンも群生していたぞ!
憂鬱だ。
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