++つれづれに(旧)++

2002年09月04日の日記

○○様、いらっしゃいませ、ありがとうございました、、?
病院は嫌いである。
駄々をこねる子供のように、なんと言われようとも、嫌いである。
生死を行き来するような重病難病ならともかく、
病院へ行くほとんどの場合、風邪のようなはっきりとしている時ばかりだからだ。
先生は仰る。


「栄養をちゃんと補い、水分を十分摂って安静にしていて下さい」


そんなことは解っている。
それが出来ないから病院へ行くのだ。
そんな教科書的な模範解答なんか望んでいるものか、
休めないから何とかして欲しいのだ。

患者は我が儘である。
先生は大変だ。

もっとも、練習不足を重々承知の上でレッスンにやってくる生徒に対して、

「ここ、もっとよく練習して下さいね」

などと、我々もつい言ってしまうのだから病院の先生だけを責められない。
練習不足に、練習しなさい、などとほとんど意味のない事を言ってしまうとは。


反省します


しかし、何年前からであろうか、患者を呼ぶ時に「○○様」と呼ぶ事が増えてきた。
いくら医師の供給過剰だからといって、やり過ぎなのでは?と感じてしまう。
「○○さん」でいいではないか。
みなさん、どう思われますか。
病気になっておいでおいでぇ〜、と、感じてしまう。
そう感じるのは私だけ?
しつこいようだが、皆さんどう思われますか。

良い事もある。

昔なら、出される薬を「これは何のための薬ですか」などと聞こうものなら、

「素人は黙っていろ!」

とは言わないが、十分そう感じさせられる態度をとられたものだ。

最近は違う。

「風邪ですね、どんな薬が欲しいですか」

と、完璧で100%都合の良い事を、頼みもしないのに聞いてくれる。

「ええーっと、とにかく仕事休めないのでこの頭痛を何とかして欲しいです」
「熱を今すぐに下げたいです」
「食欲が出る薬を下さい(これはごくたまにしか言わない)」
「胃が荒れないように胃薬も下さい」

と、華厳の滝のようにまくし立てる。
それでも希望通りの薬を処方してくれる。
あ〜、イイ世の中だこと。


つい先日、もっと驚いた事があった。

用事があって、とある税務関係の役所に行ったときのこと。
建物に入るなり、

「いらっしゃいませ」


え?


(書類を出して)
「どうもご苦労様です、暑いのに大変だったでしょう」


え?


(帰り際に)
ありがとうございました


え、えーー?


「ありがとうございました」って、どういう事?
そこまで媚びないとちゃんと書類出さないの?他の人は。
税金払って、「ヘイ、毎度!」
寿司屋じゃあるまいし。

最近の役所事情に詳しい方、これってどういうものなのか教えて下さい。

度々お訊ねしますが、皆さんどう思われますか。

2002年09月04日(水)   No.16 (雑感)

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2002年09月04日(水)
○○様、いらっしゃい..

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