++つれづれに(旧)++

2002年03月05日の日記

東京21時44分発・特別急行かいじ119号甲府行き、その3
しつこいようだが、旅日記ではない。

先日仕事で出かけるときも車ではなく歩きとJRを使って仕事場を往復してきた。
日中はもう春。ジンチョウゲの香りが漂っている。
もちろん、買ったばかりのデイ・パックを背負ってお散歩気分だ。

この日は、寝たのはいつも通り遅かったにもかかわらず、
人並みに朝から出かけていたので大変眠い。
気持ちよく歩きながら何度も寝そうになってしまった。。。

帰りはいつものように特急・かいじを使う予定だったので、
目的地の駅を下りたら、すぐ緑の窓口へ行き特急券を買っておいた。
これが助かった、買っておいて良かった、ふう、、、なのである。

帰り、東京駅。かいじ119号が入線してきた。
上にも書いたように、今日は寝不足で、しかも仕事が終われば疲れているので、
乗車するなり心地よい気分になってきた。
車内は暖かいし、シートはリクライニングするし、
要するに、すぐ眠れそうなのである。

お決まりの車内アナウンスが始まった。
この列車は特急であること、特急だから特急料金がかかること、
車内販売があること、禁煙車、指定車の説明、停車駅の案内などなど。
アナウンスしている車掌さんは 女性 だった。
そういえば、行きの山手線の車掌さんも女性だったな、、、
そう思いつつ、列車が発車したのもおぼろげに、夢の中へと入ってしまった。。。

しばらくして、検札が始まったようだ
ようだ、とは、そう、寝ていたので何となく感じただけだったのだ。
どうやら発車前に車内アナウンスしていた女性車掌さんのようだ。

狸寝入り症候群。
前回の「かいじ・その2」で書いた。確かに。
その人達は間違いなく挙動不審だったのだ。
それまで雑誌を読みながらビールをグビグビやっていて、
検札が始まるなり速攻で何度呼ばれても起きないほど熟睡するなんて、
かなり怪しいのだ。そうとも、彼らは怪しい、しかし私は違う、絶対に違う

「・・・かぁ〜」
「・・・できますかぁ〜」
「・・・拝見できますかぁ〜」

は。


目が覚めた。
そこには20代中頃と思われるカワイイ女性の車掌さんの顔があった。
いかにも規則でしょうがないからと言う感じで制服と帽子をかぶっている。
瞬時に多くの視線に気が付く。
周りにいる他のお客さんが全員こちらを向いている

げ、もしかして何度も声をかけられたのか?


みんなが振り向くほど??


冷静になればなるほどそうとしか思えない雰囲気なのだ。
かーー、やってしまったのか!
超超超恥ずかしい、でも私は狸寝入りではないゾ、特急券を持っているからだ。
ああ、事前に買っておいて本当に良かった。
検札の後、速攻で狸寝入りしたことは言うまでもない。

そして、女性の車掌さんは何事もなかったかのように次の検札へと進んでいった。
あの、ソフトで語尾の余韻が響いて自然なディミュニエンドしたしゃべり方で。。。


ああ。



<後日談>
今日(3/7)も「かいじ119号」で帰ってきたのだが、また不覚にも寝てしまった。
検札が来たのだが、、、素通りしていった(-o-)
なるほど、狸寝入りする価値があるのだな。実感。
でもなあ、特急券買ってあったんだよなあ。
をを、2日間有効、と書いてある。
明日も使えるぞ!(いいのか?)
2002年03月05日(火)   No.13 (鉄道)

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