ずっと「デイバッグ」だと思っていたのだが、正確には「デイパック」だそうである。 1日分の荷物を入れるパック(=バッグ)という意味。 こういう思いこみというか、間違いは結構あるものだ。 フリー・マーケットの「Free Market」と「Flea Market」のように。。。
いや、言葉の話がしたいのではない、デイパックの話だ。 これは、前回の「かいじ」の話と通じるのだが、バッグを手荷物のが重いので背負おうと言うことなのだ。 我々音楽家のバッグは案外重い。 楽器の他、場合によっては何冊もの楽譜を入れ、筆記用具に歯ブラシセット、 貴重品の入ったサイドバッグも入っている。重いのである。 仕事場や練習場所に着く頃には、手のひらがバッグの摂っての形に跡が付き、感覚が鈍っている。 すぐにはまともに楽器が吹けない状態だ。 デパートをぶらぶらしていて偶然お洒落なデイパックを発見、即購入した。
荷物を入れ替え、出かけるときに早速使ってみた。 う〜ん、快適。こんなに楽だとは思わなかった。
しかし、思いもよらなかったことが。。。暑いのである。 背中に湯たんぽを背負っているよう。 立春が過ぎたとは言え、まだまだ外は寒い。 それなのに、背負って歩いていると背中からじわじわと暖まってくる。 あまりの暑さに上着を脱ぎ手に持つ羽目に。 これじゃ何のためにデイパックを買ったのか分からないじゃないか。。。 ますます薄着になっていく次第である。
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